インターネット上の情報を疑う
case7 : 早瀬食品
〈故郷の名前がヒントになった豆富のブランディング〉


工房のある場所の名前が“美作(みまさか)”。ここに生業を託す人の誇りを込めて、ブランド名を“美しく作る”としました。図らずしもモノ作りにぴったりな名前の故郷。ブランドの肝は、他の誰かの成功例を持ってくることでは無く、既にそこに備わっていながらも気づいていないお宝情報を発掘する事だと思います。
岡山県津山市福井2428
http://www.hayase-tofu.com
case8 : 深山農園
〈瀬戸内の里山で作る菌床しいたけ〉


ブランドの再構築にあたり包装資材の見直しを行いました。華美だったラベルをシンプルに。派手で目立つことだけが正解ではありません。“売って儲ける”のは大変ですが“経費削減”は比較的容易です。こういった支援が出来るのも印刷知見が豊富なaula brand designの特徴です。
兵庫県相生市矢野町小河854
http://http://fukayaman.com
case9 : 哲多和牛牧場
〈全国のブランド牛、その元を辿れば千屋牛〉


岡山県の銘柄牛“千屋牛”は蔓牛(つるうし)とも呼ばれ、全国各地に存在する銘柄牛のルーツと言われています。正しく調理して美味しく味わっていただいてこそ価値が伝わるとの想いから、紙媒体では魯山人が提唱した本物のすき焼きの作り方を情報提供しています。
岡山県新見市哲多町田渕1626-1
http://tettawagyu.jp
case10 : アーリーモーニング
〈本場イギリスが驚いた国産紅茶〉


地域産品の現場には愛すべき変人奇人が多くいます。独自性を突き詰めれば個人の歴史こそ最強のコンテンツ。表現は生産者の顔と名前に行き着きました。評判は本場イギリスに伝わり、東インド会社との取引も始まっています。ブランド化された地域産品は、世界を相手に戦えることを証明した案件です。
岡山県新見市大佐小阪部2239-8
http://www.earlymorning.co.jp
case11 : 井原冬ぶどう
〈品薄の時期を狙って〉



晴れの国、岡山県井原市はぶどうの栽培が盛ん。ニューピオーネやシャインマスカット、紫苑が人気です。今回は他地域での栽培が終了する冬季に出荷できるよう工夫、年末年始のギフトに狙いを定めた販売戦略で需要を取り込もうという作戦です。
名前はストレートに「井原冬ぶどう」としました。
JA 晴れの国岡山 井原アグリセンター
case12 : みすたーきくらげ
〈脇役をネット通販で表舞台に〉



ラーメンや中華料理の具程度の認識しか無いきくらげを主役級にするためには、家庭内の食卓に如何にアプローチするかが重要になります。「 需要の喚起」が喫緊の課題、インターネットでの情報発信と販路拡大を主軸に販売戦略を組み立てました。グラフィックを整えた後にECサイトのオープン、そしてFacebookやInstagramを活用した拡散をサポートしています。