アウラブランドデザインは農林水産業のブランディングを専門で行うデザイン事務所です。

農産物のパッケージデザインに関わって間も無い頃、販路拡大支援のため意気揚々と乗り込んだ百貨店のバイヤーから言われました。「本多さん、もうジャムや漬物の類は持ってこなくていいよ」。
これはショックでした。バイヤーは地域産品応援団では無いという現実を垣間見ました。

スーパー、デパ地下を観察してみると確かにジャム、漬物コーナーは飽和状態です。そんな大手メーカーでも厳しい棚争いに切り込める程のチカラが地域産品にあるのか、と問えば?が付く凡庸な商品ばかりが目につきます。◯◯が余ったから◯◯ジャムというような自分都合の商品作り、そして他地域で売れているものを真似てしまう安易な発想で作った商品が大手の牙城を切り崩せるはずもありません。
「作り手と買い手の感覚がズレているんじゃなかろうか?」と思うに至りました。

それ以降、単発のデザイン制作を一歩進めて、“デザインという道具を上手く使ってお金を産む” 方策、すなわち総合的なブランディングへと舵を取りました。購買心理学をベースにした aula brand design の発足です。

「 地域産品開発の勘どころ」出版。

地域産品開発の勘どころ

「現場はタイヘンなことになってますよ!」

地域産品のブランド創生人、アウラブランドデザインの本多英二が生産の現場で感じたあれこれを綴ったドキュメント。リアルな現場体験を通して、ブランディング教本には書かれていない地域産品開発のウラ話や6次産業化商品開発の留意点、デザイナー&行政の支援のあり方にも言及。これから地域のブランディングに取り掛かる方必読の一冊です。

「地方の生産現場でよく聞かれる話、東京から来た先生がむちゃくちゃして帰ってしもうたとか、ロゴマークだけで百万円取られたとか、痛い目に会っている人のなんと多いことでしょう。(中略)しかし、結果が伴っておれば(数字が上がっておれば)何の不満も出なかったはずです」( 本文より)

「私が推薦します」
元 農林水産省 事務次官 高木勇樹 「現場の土を観、その農作物の実力・本質を知る、そして作り手の想いを聞き、物語を描き、これを豊かな感性で資産化する。これは作る人と支援する人の繋がり方の「当たり前」ですが、これまで寡聞にしてこれを実践している方にお目にかかったことはありません。著者本多さんは、この言うは易く行うは難しの「当たり前」を自然体で飄々と実践。これぞ、無傷で戦場を駆け抜けた、ご先祖徳川四天王の本多忠勝の知略・戦略の現代版。読めば、その凄さに胸を突かれますよ」

立ち読み

『地域産品開発の勘どころ』
編 者 : 本多 英二
B6判 90ページ
定 価 : 本体¥1,200 + 消費税
ISBN 978-4-600-00307-4
発 行 : aula brand design

お求めは、
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または aula brand design

作りやすいものは誰もが作る、真似される。お客さんは近所のスーパーに並んでいるようなものを地域産品に求めていないという現実を知らなくてはなりません。日々本業の生産業務で忙殺されている農家さんに「自分たちで頑張って作りなさい、売りなさい」とも言い難い(ここが今の6次産業化計画の盲点だと思います)。

“安易なものを作らせない” 指導が出来るか、投資に見合った結果(売り上げ増)を保証できるかでブランディングプロデューサーの真価が問われます。どうかデザイナーやコンサルタントを甘やかさないで戴きたい。数字にコミット出来るか否か、厳しく査定してやってください。

ロゴマーク、パッケージ、ウェブサイトの制作から販路開拓、労働環境の改善まで。

ご依頼は全国各地から。今までにブランド化した商品は1,000 点を越えます。

[ブランディングとは?]

ブランディングは上記項目の合わせ技です。ロゴだけ、パッケージだけ納品したのでは効果が出ないのも解ってきています。アウラブランドデザインでは特にウェブサイトに絡めたECショッピングシステム構築を重要視し、「如何にして売るか」の対策を講じています。

ブランディングはデザイン単体の範疇では無く、社会経済や心理学と共に実行されるべき商売の仕組み作りと言えます。